家庭教師の上手な質問対応とは? - その秘訣を大公開! -

家庭教師を行っていると、生徒の質問対応に追われてしまうことはありますよね。時間も迫る中で、質問されると非常に困ってしまいます。そこで今回の記事では、生徒に対する上手な質問対応の仕方を解説します。この記事を読むと生徒への質問対応が非常にスムーズに進むので是非最後までご覧ください。

家庭教師は質問で一杯

家庭教師のバイトをしていると、生徒に寄り添いながら教える性質上たくさんの質問が生徒側から飛んできます。全ての質問に答えていると、時間がかかりすぎてしまい結局あまり指導が進まなかったということも多々あります。
この項目ではそんな事態を引き起こさないようにするためには、どのように質問対応をしていけば良いかを解説していきます。

質問の内容を暗記事項と理解事項に分ける

生徒の質問には大きく分けて二通りあります。まず一つ目は暗記事項が分からないというタイプの質問です。これは家庭教師の先生がどれだけ努力しても、生徒の代わりに覚えることができないので、暗記するように伝えましょう。
しかし、理解事項の質問にはしっかりと対応しないといけません。理解とは公式の意味などを教えて使えるようにすることを言います。この質問事項は手を抜いてしまうとその他の単元などに影響を与えてしまいます。

暗記事項はどこを調べれば分かるのかを指示すること

暗記事項に関しては、あまり時間をかけるのは得策ではありません。前の項目でも話したように、時間をかけるべきは理解事項に関する質問対応です。ただし、暗記事項は覚えなさいといっても中々生徒が覚えようとしないのも実情です。
そのようなときは、覚え方や、調べ方などをレクチャーするとよいでしょう。これらのレクチャーを受けただけでも、生徒は教えて貰ったという実感がわきます。

理解事項はどこで躓いているかを一緒に探してあげること

理解事項についての質問対応の目的は理解させることに尽きます。まず、行うべきこととしては生徒がその問題のどこで躓いているかを発見することです。これには、実際に問題を解かせてペンが止まるところを探すとよいでしょう。
躓いているポイントを探した後は、復習を行うことがほとんどです。ほとんどの場合、前の単元での理解や演習不足が原因で躓いています。そこを解消してあげることで、より理解が深まっていくでしょう。
しかし、受験問題などでは理解しているけど解けないという場合もあります。そういった場合には、解説を一緒に見ながら家庭教師の先生がどのように解いていくかの方法を教えてあげると効果が高いです。

質問対応にメリハリをつけよう

家庭教師の質問対応にはメリハリが非常に大切です。理解事項の中でも、何度も説明している事柄については、一度自分で考えさせるといったテクニックもあります。新出の理解事項については、手取り足取り教え、既出の事柄に対しては生徒に考えさせることも重要な指導です。

まとめポイント

いかがだったでしょうか。

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・質問事項を暗記事項と理解事項に分ける
・暗記事項は覚え方のレクチャーを行うとよい
・理解事項は躓いている事項まで戻って復習するとよい

家庭教師は質問対応に追われがちですが、その中でも家庭教師が教えるべきところと、生徒自身で覚えるところをきっちりと分け、時間の使い方をマスターするとより成績アップへの近道となります。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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