家庭教師の個人契約でトラブル発生! - 事例と対処法について -

家庭教師の時給をあげようと思うと個人間で契約を交わすことも視野に入ってきますよね。例えば、大学の生協からの斡旋で家庭教師を請け負う場合には、個人契約がほとんどとなるでしょう。
個人契約は時給が上がりやすいですが、トラブルにも巻き込まれるリスクが非常に高い契約形態です。そこで、この記事では個人間契約で、どのようなトラブルに巻き込まれやすいかを解説し、その対処法をお伝えします。

家庭教師での個人契約とは?

家庭教師バイトで個人契約を取るというのは、一般的に家庭教師派遣センターを通さずに契約を結ぶことを指します。一部の業者では、この個人契約を斡旋することも行われています。
大学の生協ではこのパターンが多いですね。個人契約となると中間に業者が入らないことで、先生側の時給が上乗せされることが多いです。ただ、料金の請求などを全て自分で行わないといけなくなるので、その分リスクも高くなる点に注意が必要です。

ご家庭とトラブルになりがちなところは?

さて、家庭教師バイトの個人契約でご家庭とトラブルになりがちなところはどういったところでしょうか。結論から話すと金銭面が最も多く、そして次に多いのがスケジュール面です。金銭面のトラブルは、あなたの生活もかかっているので、かなりシビアに対処する必要が出てきますよ。

金銭面はもっともトラブルが多い!

金銭面のトラブルは、ご家庭と家庭教師の間で頻発しやすく、そして泥沼になってしまうことが多いです。例えば、あなたが家庭教師業務を週1回きちんと行っていたのに、記録に残っていないということで、回数分の料金が支払われなかったり、もっとひどい事例だとそもそも料金を払ってくれないなどです。
こういったことは、通常のバイトではありませんが、個人契約での家庭教師アルバイトは あなた自身が事業主として行うことになるため対処を行わなくてはなりません。

スケジュール面でのトラブルについて

次に多いのがスケジュール面でのトラブルです。こちらはあまり大事になることは少ないですが、あなたが悪くなくても謝らなければならないことも出てきます。また、試験が近いのに先生が風邪を引いてしまって指導ができなかったりなど、緊急の場合に代役をたてることができないのも痛いところです。

対処法は契約時に契約書をしっかりと交わすこと

こういった事態に対処するためには、契約書を契約段階でしっかりと交わすことが重要になってきます。契約書と聞くと、なんだか難しそうとなりがちですが、そんなことはありません。
契約書は所定の様式に従って、お互いの署名もしくは捺印がされていれば効力がほとんどなので、料金に関する決まりごとや先生の休日などについてをしっかりと記載し印刷すれば出来上がりです。
注意点としては、契約書は当事者同士で各一部ずつ保管しなくてはいけません。そのため、契約当日から一週間以内に原本をコピーし、ご家庭に副本を保管してもらうようにしましょう。
後は、トラブルがあってもその契約書に則って行動に移せばいいだけなので、負担も少なくなりますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回の記事のポイントは以下の通りです。

• 家庭教師の個人契約はトラブルが多数ある
• さらに、家庭教師の先生自体が対処に当たらなくてはならない
• トラブルに対して対処するためには契約書を作成しておくと良い

個人契約では、非常に多くの業務を一人でこなさなくてはなりません。その中でも、料金の回収でトラブルが発生してしまうと、ストレスが溜まってしまいます。もし、こういったストレスを回避したいのであれば、まずは家庭教師センターに頼ってみるとよいでしょう。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

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