【家庭教師必見!】高校生の受験勉強に異変? - 高校1年からすでに受験勉強は始まっている! -

高校生を受け持つ家庭教師の先生にとって、悩みの種は受験勉強です。学校の定期テストとは別に、入試に対する力もつけていかなければいけないのが辛いところですよね。でも、実は高校生の受験勉強には異変が生じていることはご存知でしょうか?そこで、今回の記事では高校生の受験勉強に異変が生じていることについて詳しく解説していきます。この記事を読むと、なぜ高校1年生から受験勉強を始めなければいけないのかが分かるので是非最後までご覧ください。

高校生の入試パターンは大きく分けて二つ

高校生の入試パターンは大きく分けて二つあります一つ目は推薦入試・AOパターン、そして二つ目が一般入試・二次試験パターンです。今の主流としては推薦入試やAO入試がほとんどとなってきており、一般入試のみで受験する高校生は少ないですよ。そもそも、推薦を狙って指定校枠が多い私立高校に入学する中学生もいるほどです。
この二つの違いについてここでは解説していきます。

推薦入試・AOパターン

推薦入試とAO入試は、大体高校3年生の9月から12月にかけて入学先が決まるパターンで、多くの高校生が滑り止め、本命関わらずに一度は考える進学パターンです。一昔前までは特殊な入試パターンでしたが、今では多くの高校生が挑戦する主流とまでなっていますよ。ここで重要になってくるのが、面接力であったり日々の勉強であったりします。後ほど詳しく解説していきます。

一般入試・二次試験パターン

大枠の2つ目は一般入試や二次試験を受験するパターンです。私立難関大学や国公立大学入学を希望する高校生が目指すコースです。この割合は年々減少傾向にあり、正直なところ難易度も高いです。また、推薦入試やAO入試と同様に、調査書の点数化が行われる傾向が最近顕著になってきていますよ。一般試験や二次試験は学力だけの勝負と思われがちですが、最近の入試傾向に目を光らせ、どういったことが大学から問われているのかをきちんと把握しておくことが重要ですよ。

どちらにしても受験勉強は高校1年生から始まっている

先ほどまでの項目で、推薦、一般入試問わず最近では調査書の内容が詳しく見られるようになっていることが分かりました。調査書の中でもっとも点数化されるのは評定平均というところです。これは1年生の1学期から3年生の1学期までの学業での頑張りを点数化したものです。中学校では内申書とも言いますよね。こういった事情から、高校1年生からしっかりと定期テスト対策を行っておかないと、後々潰しが効かなくなってしまいます。だからこそ、受験勉強は高校1年生から始まっているとも言えるんですね。
高校1年生の春から家庭教師を依頼するというご家庭はあまりなく、成績が下降気味の際に急いで依頼されることがほとんどです。まず家庭教師の先生が取り組むべきは、下降気味の学校成績を上げるところからになると思っておいて下さい。

家庭教師の先生がすぐにでも始めたい
受験勉強の教え方3選

では、実際に家庭教師の先生がすぐにでも始めたい受験勉強対策を3つご紹介していきます。この一つ一つをしっかりと抑えていくこと、そして親御さんに説明することで長期継続にもなりやすいので是非実践してみてください。

評定平均をあげる施策

高校生を担当する家庭教師の先生がもっとも力を入れるべきところは、評定平均を上げる施策を行うことです。この施策とは、例えば課題を提出させたり、苦手克服をして小テストで点数を取らせてあげることですね。
でも、もっとも効果が高いのは、定期テストで高得点をとることです。そのためには日々の基礎学習が欠かせないのでチェックを厳しくしていきましょう。ほとんどの高校では、課題からの出題が多くなっており、頑張れば誰もが取れるテストを作成する傾向にあります。その点をしっかりと伝え生徒の日々のモチベーションにするといいですよ。

志望大学について調べあげる

そして、志望大学をリサーチすることは非常に大切です。なぜなら、大学によって入試システムがかなり異なっているからです。例えば国公立大学の中でも、調査書を見ない大学であったり、かなり評価する大学であったりと対応が分かれるのが現状です。
もし、あなたの生徒が3年生になってから対策を考えていたのでは対応が遅くなってしまうことが容易に想像できてしまいます。ご家庭からも家庭教師の先生からの情報を切望することが多いので、あなた自身できちんと情報を整理し伝えられるようにしてくださいね。どんな情報を聞かれてもいいように、事前に生徒から志望大学について聞き出しておき、様々な情報サイトから一定の情報を手に入れておくと簡単に答えられるようになりますよ。

一般入試・二次試験組は並行して入試力の養成

志望大学を決めて行く上で、一般入試や二次試験パターンとなった高校生は、評定平均を上げていくとともに、入試力を鍛えていく必要があります。特に記述力が求められるテストが多いので、この対策はマストです。
難関大学は一筋縄では行かない問題を多く出してくるので、高校1年生のときから入試を見据えた指導を行っていく必要がありますよ。特に特殊な入試形態を持つ大学は、その大学に特化した入試対策も並行して行っていくようにして下さい。
こうなってくると家庭教師の先生も日々教務能力を身につけていくことが必要となってくるので、少しづつでもいいので最近の入試問題にも触れるようにしておいて下さいね。

まとめ

今回の記事では、高校生の受験勉強について異変が起きていることについて解説してきました。またそれを踏まえた上で、どういった教え方をしていけば、その生徒にとって一番いいのかについてもお伝えしました。
現状、高大接続問題により、状況はダイナミックに変わっています。家庭教師の先生も、今後の指導方針をかなり変えるようにしなければいけない事態に備えて、教育関連のニュースには目を光らせて下さいね。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

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