家庭教師が高校数学をどう教える? - まずは基本問題がきちんと解けるところから! -
高校数学となると専門性も高くなり、教える家庭教師の先生も自然と高学歴な先生が多くなってしまいがちです。
でもそこに落とし穴があって、高学歴な先生ほど生徒の点数が上がらない可能性があります。
そこで今回の記事では高校数学の教え方について詳しく解説していきます。
この記事を読むと確実に生徒の点数を上げることができるのでぜひ最後までご覧ください。
高校数学の躓きは基本事項の漏れから
高校数学の躓きとはどういったことから始まるのでしょうか?
まず第一に基本事項の漏れです。小学校から中学校にかけても算数や数学での躓きというと、ほとんどの場合基本事項が徹底できていないことが原因です。
高校数学でも高校レベルの計算力が身についていなかったり、基本公式が覚えきれていないことから点数を落としてしまうことがほとんどなんですね。
特に高学歴の先生こそ注意が必要
そんな中で特に高学歴の先生が注意しなければいけないのが生徒に対して期待をかけすぎることです。
もしあなたがこういった先生であるのであれば、考えているレベルよりもずっと下に落とす必要がありますよ。二次関数の場合分けぐらいできるだろうと考え出題すると、ショックを受けることもあるほどです。
でも数学が苦手な生徒というのはこういったレベルが普通です。だからこそより基本的な事項の穴を埋めていくという地道な指導になることがほとんどです。
点数アップのための方程式3選!
では実際に高校数学の点数アップのためにどういうことをすればいいのかについてここでは解説していきます。
結論としては中学校数学と同じように基礎基本の徹底から始まります。
ただし高校数学のレベルは中学校数学とは段違いのため、指導方法は同じでも出す宿題の量などが異なってくることに要注意です。
計算を徹底的に克服する
高校数学が苦手な生徒にとって一番に克服しなければいけない単元が計算です。
高校数学になった途端に細かい数字を計算することが多くなり一気に苦手になってしまう生徒もいるほどです。
例えば因数分解や展開といった基本的な計算ができないと余弦定理や微分積分の計算にも大きな影響を与えてしまいますよね。だからこそ、まず始めに計算を徹底克服します。
チャートを使って基本問題のインプットを行う
続いてはチャートを使って基本問題のインプットを行うことです。
チャート以外にも学校指定の網羅系参考書があればそちらを使っても構いません。とにかく難しい問題にはチャレンジせずに定期テストで出題されるような基本的な問題をきちんと押さえておくようにしてください。
これだけでも河合全統模試での小問集合で得点が取れるようになります。
解き方を覚えるまで繰り返す
そして最後に基本的なことですが、網羅系の参考書を何度も繰り返し覚えきるまで解くことを徹底してください。
一対一などの次のレベルに早く進みたいと考えるかもしれませんが、まずは偏差値50を目指すことが土台作りに最適です。
【まとめ】高校数学は暗記が主になってくる
今回の記事では高校数学が苦手な生徒に対してどう教えていくかについて解説してきました。
高学歴の先生ほど陥りがちな数学の罠もあるので、数学の苦手な生徒に対しては目線のレベルを一段下げて対応するようにしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。