家庭教師で中学生に出す宿題は? - 時期によって増減するテクニック! -
家庭教師を始めたてで、中学生の生徒をもつと意外と苦労するのが宿題の出し方です。家庭教師センターから出されるマニュアルだけでは、なかなか教務のスケジュール感がつかめません。
そのため、忙しい時期なのに多めに宿題を出してしまったりして、結局やってこないということもあります。そこで、今回の記事では、時期別に中学生に出す宿題の量を解説していきます。
この記事を読むことで、教務のスケジュールが分かるので是非最後までご覧ください。
中学生の生徒は意外と忙しい
現在の中学生は習い事や部活などで基本的に忙しいという認識を持つことが重要です。部活をやっていない子でも都市部だとクラブチームに所属していたりなど様々な活動を行っています。そこで合間を見つけてなんとか勉強させようと家庭教師の先生に依頼してるということですね。
この前提が抜けてしまうと宿題の量も多くなりがちなのでしっかりと覚えておいてください。
無理な量を出してしまうと宿題をやってこない可能性大!
こういった忙しい中学生に無理な量を出してしまうと、宿題をやってこない可能性が非常に高いです。宿題をやってこないだけならまだ良いのですが、大量の宿題が長期間続くと『やっても無駄だ』ということを学習してしまい、逆に学習効果が下がってしまいます。
そこで、次の項目では学年別と時期別の宿題量についてのテクニックをお伝えします。
学年別と時期別の宿題量についてのテクニック
宿題を出すテクニックは学年別と時期別で宿題量を増減させることにあります。このテクニックでは、学年別でどの時期にどれくらいの量を出すかを詳しく解説していきます。基準となる宿題の量は、家庭教師センターが用意している宿題の例が一番適切なので、これを利用するようにしましょう。
中学1年生から2年生にかけての通常授業期
中学1年生から2年生にかけての通常授業期、つまり学校がある時期には、スタンダートな量の宿題を出します。ここで注意が必要なのは、出したからには必ずやってきてもらうということを生徒に伝えることです。
例えば、事前に試合などの予定が入っている場合には、必ずそれを申告してもらい宿題の量をできる範囲に限定するといいでしょう
中学3年生の通常授業期
中学3年生の通常授業期は、夏休み以前と以降に分けることができます。文化系の部活以外の生徒は、夏以降は受験に向けた教材を生徒ができる量を追加するのがスタンダートです。これによって、実力テストに向けた勉強も行うことができるので、必ず追加して出すようにしてください。
講習時期は通常授業の2倍量を出すことも可能
長期休みの講習期には、通常授業の2倍量の宿題をだすことを視野に入れましょう。内容は今までの復習などを付加するとベストです。長期休みの時期は、前に戻った学習を行う絶好の機会なので、必要であればご家庭にテキストの追加発注を行い、前の段階の復習も合わせて行うといいですよ。特に中3の夏休みは受験の天王山とも呼ばれるので、大きく宿題を出し、実力アップを図ることもおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
• 中学生は意外と忙しいものだと認識すること
• 通常授業時には一週間の予定を申告してもらい宿題を調整すること
• 長期休みには2倍量の宿題を提出してもよい
中学生への宿題の出し方は、一週間ごとに切り替わっていきますが、大枠はスタンダートな宿題量の増減です。この枠をまず覚えて、そこに中3生であれば受験問題などを追加すると効果が高まりますよ。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。