家庭教師先の小学生に算数をどうやって教える? - 学年別対応について! -
家庭教師先の小学生に算数を教えるとなると、何から手をつけたらいいのかわからなくなりますよね。特に注意しなければいけないのが学校のテストよりも、中学校で問題なく学習がスタートできるかです。そこで、今回の記事では学年別に小学生への算数の教え方について解説していきます。この記事を読むと、学年ごとに何をすればいいのか明確にわかるので是非最後までご覧ください。
小学生で家庭教師を依頼する家庭の特徴
大前提として、小学生で家庭教師を依頼する家庭は、お子さんに学力的な不安を抱えていることが多いです。例えば、九九ができなかったり、学校の授業自体についていけなかったりなど様々です。この大前提を意識しないと、お子さんに多大な負荷をかけてしまうので注意してください。
小学生の算数は急ぎすぎないこと
先ほどの項目でお話ししたことをより広げると、小学生段階での算数はゆっくりと苦手を克服していくことを意識するといいですよ。急ぎ過ぎてもお子さんの理解が追いつかず、結局は遠回りになってしまうことがほとんどです。何度も繰り返し、しっかりと基本問題が解けるようにしたいところです。 ただし高学年になった時は少しずつ学習強度を上げていってください。
学年別小学生の算数の教え方について
では実際に、学年別小学生の算数の教え方について解説していきます。大枠として、低学年・中学年・高学年の三段階に分けて詳しく算数の教え方をお伝えしていきます。各学年で抑えるべき事項は決まっていますので、そこを逃さずきちんと押さえていくことが重要になります。
低学年は確実に計算と時計の見方を覚える
低学年では基本的な計算と時計の見方を確実に押さえてください。九九や掛け算・割り算など、苦手を抱えてしまうと後々に影響してしまうものなので、苦手にならないように繰り返し計算させて下さい。
また、もっとも苦手を抱えやすい分野としては、時計の見方です。60分=1時間などの単位変換が上手くできない小学生も多く、中学年や高学年で躓く穴になってしまいます。根気強く理解できるように繰り返し問題を出題してください。
中学年は難しい計算に対応する
中学年で苦手を抱えやすいのが、難しい計算です。例えばがい数などが典型例ですよ。家庭教師の先生によって教え方は千差万別ありますが、まずはテストで点数が取れるようにルールを作って徹底させると、より効果が高いです。
高学年は特に単位が変わる計算に注意すること
高学年の算数は中学校数学への登竜門でもあり、ここでの躓きは最終的に高校入試にも響いてくる重要なところです。単位量当たりの計算や、速さの計算、文字式の基礎、そして割合など算数が嫌いになる要素がたくさんあるんですね。
でも、この一つ一つは高校入試に頻出であるということはお分かりいただけますよね。だからこそ、高学年からは学習の密度を少し高くして、苦手が生まれないようにすることが大切になってきます。
まとめ
今回の記事では小学生の算数の教え方について解説してきました。
繰り返しになりますが、小学生の算数は最終的に高校入試にまで尾を引きます。更に言うと、公務員試験などでも、割合は頻出事項でありここの苦手を解消することで、その生徒の未来を切り開くことにもつながるのでやりがいあふれるところですよ。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。