塾講師必見!家庭教師と掛け持ちするには

「塾講師の経験を生かせる仕事ってないかな?」
「塾講師と家庭教師の両立って正直どうなの?」
「上手く両立できる方法を教えて欲しい!」

こんな疑問やお悩みありませんか?
塾講師の方の中には、副業や新しい仕事先として家庭教師を視野に入れる方が増えてきています。
しかし家庭教師が未経験の方や初めての副業を考える人にとっては、収入の大きさや本業との両立問題など分からないことも多いですよね。
そこで今回の記事では、副業としての家庭教師について詳しく紹介していきます。
掛け持ちで家庭教師を行う際の注意点も含めてしっかりと解説するので、是非最後までご覧ください。

家庭教師は掛け持ちできるの?

結論から言ってしまえば、塾講師と家庭教師の両立は可能です。
家庭教師はその他の業種の仕事と比べて時間の融通が効きやすく、塾講師の仕事が休みの日や隙間の時間帯に生徒を受け持つことができます。
さらに最近ではオンライン家庭教師の需要も増えているため、通勤する必要もなく自宅から仕事を行える環境も整いつつあります。

ここで塾講師と家庭教師を比較した際のメリット・デメリットを確認しておきましょう。
両者の違いを知っておくことは、家庭教師と塾講師を両立するかどうかの判断をする手助けになります。

塾講師

塾講師には主に教室という指導に適した環境で働けるメリットと、シフトの融通が家庭教師よりも比較的効きにくいデメリットが存在します。詳しく解説していきます。

メリット

塾講師を行う大きなメリットは指導の場所が教室一ヶ所で完結する点と、教室の教材をフルに活用出来る点にあります。
家庭教師の働き方は複数の家庭に自分の足で出向いて指導を行うスタイルが基本です。
一方で塾講師は会社が用意した教室に生徒と講師が集まって勉強を行います。対面式の家庭教師のように講師側が一軒一軒、指導する対象の生徒の自宅に伺う必要が無いんですね。
そのうえ、塾の教室は教材や印刷機、モニターなどの学習教材や機材が揃っているので、授業の準備を迅速に行えます。
学習環境の整った教室一ヶ所で指導が出来るのは、塾講師の確かなメリットの一つです。

デメリット

一方デメリットは、家庭教師に比べてシフトの融通が効きにくい点にあります。
毎週固定シフトが決まっている教室がほとんどで、講師の都合で休みを入れるのは中々難しかったりしますよね。
塾講師を始めたてで専属のクラスや生徒を持っていない状況なら大丈夫ですが、一定の仕事をこなすようになると塾ではシフトが固定化していく傾向が強いです。
逆に家庭教師は日にちや時間帯をずらすのが比較的簡単な部類に入ります。急な体調不良の時でも保護者と相談して指導の振替日を作成するなどの対応が可能です。

家庭教師

家庭教師側の特徴を見ていきましょう。
家庭教師は主に指導に関する自由度の広さというメリットと、教材準備などの面で細々とした業務が増えるデメリットがあります。詳しくみていきましょう。

メリット

家庭教師の大きなメリットは自己裁量の大きさです。
塾講師は教室のシステムに則る必要があり、無駄な手続きの時間や非効率な指導の形を取らなければいけないケースもあります。
登録先の家庭教師センターに報告書を出す必要はありますが、それ以外の自由度が非常に高いのが家庭教師の魅力です。
家庭教師会社の規定にもよりますが、ほぼオーダーメイドに近い授業をデザイン出来るので塾講師に比べてより生徒に寄り添った授業を展開できますよ。

デメリット

一方、教材の準備などを自ら行う必要があり、自分の足で指導先の生徒の自宅まで伺うなどの細々としたタスクがある点がデメリットとして挙げられます。
複数の家庭への指導を行えば行うほど交通時間がかさんでしまい、時間貧乏な状態に陥る可能性が高くなります。
また、保護者対応の頻度が多いのも特徴の一つです。
塾講師の仕事だと保護者の対応は教室長などの特定の人物に任せられているので、講師自身が保護者と深く関わる機会は多くないですよね。
その点、家庭教師は毎回保護者の方とのコミュニケーションが必要になります。そのような対応が苦手な方にはデメリットとなるでしょう。

塾講師と家庭教師を両立する方法

塾講師と家庭教師、それぞれの特徴を理解したところで、次は実際に二つの職業を掛け持ちする際の方法を解説していきます。
塾講師と家庭教師の掛け持ちを両立させる場合、ほぼ必須事項と呼べる内容をまとめているので、引き続き是非最後までご覧ください。

塾長に必ず相談する

まず塾講師の方が家庭教師という副業を考える際には、必ず塾長に相談をしてください。
会社の規定で副業が厳禁な場合もありますし、場合によっては塾バイトのシフトを多めに入れて賃上げの対応を都合してくれる可能性があります。
ちなみに副業禁止についてですが、家庭教師と塾が同業他社の競合関係にあるため、講師が教材を勝手に転用するのを防ぐよう原則同業他社への副業を禁止している場合があります。
塾講師の職を安全に守りつつ、副業を行うためには必ず上司への相談を行いましょう。

スケジュールをきちんと管理する

また、家庭教師の副業が認められた場合、塾講師の指導スケジュールと被らないように気をつけてください。副業を行う上で大切なのは本業に影響を出さないことです。
仕事のブッキングや過剰労働による疲労などで本業に悪影響をもたらすような事態は誰しも避けたいものですよね。
両立を行う場合は必ずスケジュール管理をきちんと行いましょう。

家庭教師の指導先を工夫する

そうはいっても本業の合間に副業を行うとなると、出来るだけ効率を求めて働かなければ時間が足りなくなってしまいます。
例えば指導する地域を日にち毎にまとめてしまい交通時間を減らすように工夫したり、塾で教えている教科などを家庭教師でも指導して教材準備に掛かる時間を減らすような工夫を考えましょう。
無駄な時間を削減し仕事を効率化していくためにも、家庭教師の指導先はしっかりと工夫していきたいですね。

家庭教師掛け持ちをする際の注意点

家庭教師を掛け持ちする際には、特に気を付けておきたい注意点があります。
この項目では家庭教師を始めるに当たっての注意点を解説していきます。

税金の確定申告

まず初めの注意点は、副業で得た収入の確定申告を忘れないことです。
本業の塾講師で得た収入はあなたを雇用している企業側が年末調整で代わりに税金を納めてくれますが、副業の家庭教師で得た収入までは面倒を見てくれません。
複数の収入先がある場合は、税金の確定申告を自ら行う必要が出てくる点を覚えおきましょう。
ただし企業の中にはまとめて年末調整をしてくれる会社もあります。

どれくらいの時間を掛け持ちに使えるか計算する!

また、スケジュールの管理を行うためには、事前に週や月あたりでどれくらいの時間を掛け持ちに使えるか計算しておくのが大切です。
あまり時間を切り詰めすぎるとスケジュールの進行に支障をきたしてしまう可能性もあるので、出来るだけ余裕を持たせた掛け持ち計画を立てましょう。

オンライン家庭教師の検討もあり

掛け持ちする時間や余裕がないため効率的に掛け持ちしたいという場合には、オンライン家庭教師として働くことを検討してみてしてください。
オンライン家庭教師は自身の自宅や専用のスタジオから映像を通して指導出来るので、生徒宅へ向かう交通時間を大幅に削減出来ます。そのためオンライン家庭教師で副業を行えば、スケジュール管理をグッと楽にすることが可能です。
もちろん時間に余裕がある方でも交通時間の分だけ指導の時間を増やせるので、より高い収入を稼げますよ。

家庭教師掛け持ちのメリット・デメリット

今まで塾講師が家庭教師の掛け持ちを始める際の内容を中心的に取り上げてきました。
しかし実際に仕事を両立していった場合、どのような影響が表れて来るのでしょうか?
この項目では、実際に塾講師と家庭教師を掛け持ちした際に発生するメリットとデメリットを紹介していきます。

家庭教師掛け持ちのメリット

まず家庭教師を掛け持ちするメリットは、収入が増えることとスキルアップに繋がる点です。
収入が増える点に関しては疑問はありませんよね。仕事の稼働時間を増やす分、働けば働くほど収入は増加していきます。
一方でスキルアップについては、指導スキルと保護者対応の二つが主に鍛えられます。
家庭教師は自力で生徒に合ったオーダーメイドの指導を行う必要があるので、生徒と向き合った分だけ自然と指導力は鍛えられていくのです。
また、保護者との進路相談や学習相談を行う機会もあります。講師業で生活をしていく以上、これらのスキルを鍛えておいて損はしません。
ちなみに生徒を志望校に合格させれば、個人での合格実績を作ることも可能ですよ。合格実績はより良い雇用条件を見つける際の大きな武器となります。

家庭教師掛け持ちのデメリット

掛け持ちをする以上、掛け持ちをしていない人よりも時間や体力を消費してしまいます。
無理に掛け持ちの量を増やしてしまうと、体調を崩して本業に支障を出す可能性もゼロではありません。
失った健康を取り戻すのは難しいので、無理のない掛け持ち計画を立てましょう!

家庭教師を掛け持ちしている人の体験談

この項目では塾講師と家庭教師の掛け持ちをしている人の実体験を紹介していきます。

家庭教師は車やバイクがないと稼げない

家庭教師は教える内容によっては塾講師よりも高い時給を稼げますが、教室で授業を行う塾とは異なり、複数の家庭に自らの足で向かう必要があります。
そのため車やバイクがないと移動時間に追われて、指導時間とのバランスが悪いという難点が家庭教師の評判としてありました。
先ほども紹介してきたように、塾講師と比べた際に家庭教師はどうしても移動に時間を奪われがちです。

指導経験持ちは評価されやすい

難易度の高い進学先を目指しているご家庭は、新人の家庭教師よりも指導経験のある家庭教師を優先して希望を出す傾向にあります。
難易度の高い受験指導ほど家庭教師の時給は大きくなるので、指導経験のある塾講師としては割と稼ぎやすい環境が整っています。
特に塾で高校生の受験指導を行った経験のある方であれば、大きな収入を得られる案件に繋がる可能性が高いです。

センターによって時給は変化しがち

ただし家庭教師の登録を行うセンターによっては平均時給が大きく上下するという体験談もありました。
例えば大手の家庭教師センターは多くの生徒が登録されていて、指導先の家庭が少なくて困るといったケースが少ない代わりに、講師に支払われる時給はかなり安い価格設定になっている、というようなケースです。
一方で高時給で条件の良い案件だけ探していると、指導先が見つからずに困るといったケースもあるので複数の家庭教師派遣センターに講師登録を行っておくのがおすすめです。

掛け持ちならオンライン家庭教師で決まり!

今回の記事では塾講師と家庭教師の掛け持ちについて紹介してきました。
掛け持ちをする以上、どうしても時間に追われる生活になるうえ、対面式の家庭教師は移動時間がかさみがちです。
そのため今から塾講師と家庭教師の掛け持ちを考える人は、まずオンライン家庭教師の検討から始めることをオススメします。
オンライン家庭教師であれば家庭教師業の最大のデメリットである移動時間を削減しながら、高時給の稼ぎを得られるメリットを享受出来ます。
昨今は、オンライン家庭教師の需要が増えているので、是非このチャンスを積極的に利用してください。

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