成績を上げるための家庭教師の指導法 - なかなか結果が出ない生徒への接し方 -

「いろいろ努力はしているが、なかなか生徒の成績が伸びてくれない…」
「成績を上げる指導のテクニックが知りたい」
「成績が上がらない原因は何だろう…?」

こんな疑問やお悩みありませんか?
家庭教師の仕事の中でも最も重要な仕事は生徒の成績を伸ばし、学校の授業に追いつかせ、志望校に合格させてあげることですよね。
しかし、現実には家庭教師が教える努力をしてもなかなか成績が伸びない生徒もいます。生徒のために指導方法のテクニックや伸び悩みを解決するヒントを知りたい家庭教師の先生も少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、生徒への学習指導で悩む先生向けに成績を上げるための指導法を紹介していくので、是非最後までご覧ください。

なかなか結果がでない生徒への接し方

具体的な学習指導の話に入る前に気を付けて欲しい点が2つあります。それは誤った生徒への接し方や自習の仕方を行っていないかの確認です。
生徒の成績を上げる学習指導ではテクニックも需要ですが、この2つの前提条件の確認が済んでいないとせっかくの指導もあまり大きな効果には繋がりません。
生徒との信頼関係は指導を素直に受けて入れてくれる重要な要素であり、勉強時間の大半を占める自習は成績に大きく影響します。
まずは接し方の確認から行っていきましょう。

まずは生徒とラポールを結ぶこと

心理学の用語に【ラポール】という言葉があります。
これはフランス語で『橋を架ける』という意味で、互いに信頼関係が構築できている状態を指します。家庭教師と生徒の間でもこのラポールは非常に重要です。
例えば頑張りを認めてあげたり、生徒のレベルで9割以上得点できる小テストを受けさせるなど自信を付けてあげるようなメンタルサポートを行うのが効果的な手法として挙げられます。自己肯定感や成功体験が積み重ねられることで、生徒も次第に先生を信頼していってくれる可能性が高いです。

信頼関係を元に勉強のやり方を調査しよう

信頼関係を築くメリットは、生徒が家庭教師に対して自分の勉強の状況を正直に教えてくれたり、生徒が家庭教師の助言を素直に受け入れてくれたりする点にあります。
中高と年齢が上がるごとに生徒はなかなか素直な反応を示してくれなくなるので、まずは信頼関係を築くのが最優先なのです。

小テストを使って分かっていないところを徹底的に洗い出す

次は生徒のつまずきの確認です。
小テストや授業中の質問を通して生徒がどこでつまずいているのかを確認しましょう。
実は今習っている最中の前の範囲の学習内容があやふやで、今の勉強につまずいているケースも勉強が苦手な生徒には非常に多いです。

なかなか結果が出ない生徒は勉強のやり方が間違っているのかも

生徒との信頼関係構築の後は生徒の自習の様子にも目を向けましょう。
家庭教師が指導を行えるのは週にせいぜい数時間程度。しっかりと自習を行っている生徒であれば週に数十時間は自習をしています。自習の時間の大半を適切に使えているかどうかはとても成績に影響しますよね。

自習中の様子を必ず確認する

まず自習中の様子は必ず確認しましょう。
週ごとの自習時間や学習方法を聞いてみたり、自習の計画帳を作ってそこにやったことを記入してもらうのも有効な方法です。
ご家庭によっては家庭教師の時間だけで成績が上がると勘違いしている親御さんも多いです。成績が上がらない問題点は、普段家庭教師が見れていない自習の様子の中にありますよ。

学校での過ごし方とノートを確認する

学校での勉強についても確認を取りましょう。
自習をしっかりとしているのであればノートやワークシートなどが確認できるはずです。間違った内容を復習せずにそのままにしていないか、理解できるまで入念に勉強しているかをチェックしてあげましょう。

宿題のやり方にも注意する

学校の勉強といえば宿題もそうです。
学校の先生も自習が大切だと分かっているからこそ、家でも勉強ができるように、そしてテストで良い点が取れるように宿題を生徒に出しています。
宿題を提出しないのは内申点にも影響するので、まずは学校の宿題をしっかりとこなしているかを注意深く見てあげましょう。

成績を爆増させる指導テクニック3選

次はテクニックの内容に移ります。
1つテクニックを知っておくだけで生徒の成績をグッと引き上げるコツを伝えるので忘れずに覚えていってくださいね。

指導日のポイントを簡単に解説する

1つ目はその日に学習するポイントを簡単に解説してあげることです。タイミングは指導の冒頭ですね。
その日の目当てや学ぶ内容が頭に入っていると、授業の要点が掴みやすくなります。指導の最後に生徒に自ら説明させてみるのも良いですね。

テスト類は途中式まで書けているか綿密にチェックする

学校のテストの答案を見せて貰う際には、点数だけでなく途中までの解答も確認すべきです。
数学だと途中式が該当しますね。途中式を見れば、まったく何も分からないのか途中で使う公式が分からないのか、ケアレスミスが多いのかが見て取れます。テストは生徒の理解度を詳しくチェックする格好の材料です。

数学のテストは答えを渡さずに考えさせると点数アップが早くなる

特に生徒が苦手を抱えやすい数学では、問題の解答を渡さずに問題をじっくりと考えさせるのもおすすめです。
答案を見て問題を解くと理解できたつもりになってしまい、実践のテストでは問題が解けないケースも多々あります。生徒の理解度を上げるためにも、問題にじっくりと取り組む時間をあげましょう。
ただし、ヒントを与えるなどしてスモールステップを大切にしていかないと生徒が挫折してしまう可能性もあるので注意してください。

まとめ

今回の記事ではなかなか成績アップの結果が出ない生徒への接し方を紹介してきました。
テクニックはもちろん、生徒との信頼関係の構築と学習状況の把握も同じレベルで大切です。是非、生徒の成績を上げられる先生になってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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