家庭教師バイトって辛いの？ - 家庭教師バイトのホントのトコロ -
「家庭教師バイトって辛いの？」
「家庭教師バイトが辛い事例について教えてほしい」
「家庭教師バイトをうまくやっていくにはどうしたらいいんだろう？」
こんなお悩みはありませんか。
家庭教師バイトは高額時給の代わりに責任が重く、様々な辛いことも存在します。しかし、辛いことと同じくらいメリットもあるんですね。
そこで今回の記事では、家庭教師バイトが辛いと思う瞬間について詳しく解説していきます。
この記事を読むと、家庭教師バイトの辛さをなくすためにはどうしたらいいのかが分かるのでぜひ最後までご覧ください。
家庭教師バイトが辛いと思う瞬間10選！
家庭教師バイトは高額時給が約束されていながら、生徒1人を学習目標に向かって指導していかなければならないので、思っている以上にプレッシャーを感じることが多いんですね。
そこでこの項目では家庭教師が辛いと思った瞬間を独自に調査して10選に整理したものを詳しく解説しながら、改善方法も合わせてお伝えしていきます。
1. 時給はいいけど稼げない
家庭教師バイトは時給がいいけど稼げないといった悩みをお持ちの先生も多いです。
なぜなら、1授業あたり90分予定もしくは60分予定で組まれていることが多く、何時間も連続で働くといったことが難しいからです。もちろん、夏休み期間はご家庭から長時間の指導をして欲しいといった要望を伝えられることもありますが、昼の時間帯に＋1時間程度が妥当でしょう。
ただ、掛け持ちで生徒を3人程度受け持てば月に10万円程度までなら稼げる可能性もあります。
2. 生徒との関係が濃くなるので辛い
多くの家庭教師の先生は生徒との関係性について悩んでいます。
生徒との関係性については、1対1の授業になり通常の塾の先生と比べるとかなり濃い関係になるのが普通で、場合によっては関係性に関する悩みを抱えてしまうことも多いです。
例えば、親御さんとの連絡先交換でLINEを交換してしまったばかりに用のないときまで連絡が来てしまったり、など、プライベートな時間が削られる場合もあります。この場合に関してはなるべくラインのようなプライベートSNSを伝えず、電話番号だけを伝えるようにしましょう。
3. 保護者対応が辛い
家庭教師の先生はご家庭にとって定期的に顔を合わせる唯一の指導者なので、相談役としてプレッシャーをかけられる場合もあるでしょう。
その他にも受験時になると、今までの指導成果が試される場となってしまうのでより強い精神的な負荷がかかってしまう可能性もあります。ですが、家庭教師の高額時給の裏側にはこういったプロ意識が必要という面も含まれているので、前もって覚悟して指導にあたり、あまり悩みすぎずに堂々と対応出来るとよいでしょう。
4. 学力よりも指導力が求められる
家庭教師の先生が先生自身の学力よりも生徒の学力アップができる指導力が求められるのはご存知でしょうか。
なぜなら、あなたの学力が優れていたとしても、担当する生徒の学力がアップしなければ親御様は価値を感じないからです。学力は教えるための最低限の指導力を担保する意味で測られる以外にはあまり意味がないと考えておきましょう。
逆に学力に関する事項は家庭教師に求められていないので、指導力さえあれば誰にでも高額時給を手に入れるチャンスがあると考えておいて良いでしょう。
5. スケジュール確保が難しい
家庭教師バイトを行う際に、指導時間はご家庭の都合のよい時間で組まれることが多く、あなたのスケジュールに合わせられることは最初の指導以外はあまりないかもしれません。
大学生の夏休みや社会人の急な休日出勤など様々な場面で、スケジュール確保が『辛い』と感じる場面が多いようです。
だだし、これらのスケジュール調整については家庭教師センターに相談することで対処可能なので、長期間の休みがある場合などには前もって相談しておきましょう。
6. 生徒と親の板挟みになる瞬間
中学生や高校生のお子さんを担当すると、思春期の相談を受けて親御様と生徒の間で板挟みになる場合もあります。
具体的な例を言うと、お子さんは夢のある職業に就職したいと考えているのに、親御様が手堅い職業に就職してほしいと考えている場合などです。先生としては基本的に親御様の意見を尊重する方向にはなりますが、全面的に言われるがまま生徒を指導してしまうと生徒の信頼を裏切ってしまうことにもつながります。
双方の意見をきちんと聞き、親御さん、そしてお子さんがなぜそれを希望するかの理由を引き出し、お互いに伝えながら、双方が納得できるような落としどころを作る努力をしてみてください。
また、家庭教師センターに相談することで、センターの担当者が間に入ってくれる場合もありますので、困ったらあまり悩まずに相談することをおすすめします。
7. 移動時間が長くかかってしまうとき
担当する生徒の自宅への距離が離れている場合には、移動時間がもったいなく感じてしまいますよね。
移動時間には時給が発生しないので、出来る限り近場の生徒さんを紹介してもらうと良いでしょう。ただし地域によってはお子さんの絶対数が少なく、家庭教師の案件も少なくなってしまう傾向にあるので働く場所を剪定する必要もあります。
家庭教師センターから案件をもらった時には、きちんと場所を確認し、通うことが可能かどうかを判断してから返事することをオススメします。
8. 生徒さんのテスト期間
テスト期間も家庭教師バイトが辛いと感じられる時期です。
テスト対策を行っていると、指導しなければならないことがたくさん出てきてしまう上に、生徒さんのテスト結果が気になって精神的プレッシャーが強くなるからです。今までのプロセスをどれだけ頑張ってきたとしても、テストの結果が悪ければ親御様からクレームに発展する可能性もあるんですね。
結果に対して責任を持っているといった点では、あらかじめ覚悟が必要なことに注意してください。
9. テストの点数が芳しくないとき
テスト対策期間が明けて、テストの返却が始まると余計にプレッシャーがかかってきます。
なぜなら、生徒の結果を自分がコントロールできるわけではないためです。あなたが高学歴の先生であればあるほど、テスト前の追い込みも頑張っていたことでしょう。
しかし担当する生徒が必ずしも追い込みを頑張るとは限りません。そのため、最終的なテスト結果が芳しくない場合、その後どうして行けばよいのか次の指導日まで悶々と過ごしてしまう事があるかもしれません。
プロセスがきちんとできているのに結果が悪かったという場合には、あなた自身を責める必要はなく次の指導日までに気持ちを切り替えることが大事です。
10. クレームがあったとき
あなたがマナーなどを守り、きちんと指導しているつもりでも親御様からクレームがあなた宛、もしくは家庭教師センター宛に届くこともあります。
クレームは改善してほしいという要望であり、その点さえ改善できれば継続して指導できる可能性が上がります。そのため、あなたが一生懸命頑張って動いた結果のクレームであれば気にする必要はなく、意見を受け入れて改善する努力をしましょう。
ただし、あまりにもあなたに関係がないクレームであれば、その旨をきちんと家庭教師センターに相談しましょう。
家庭教師バイトの辛さを忘れられる瞬間ベスト10！
家庭教師バイトは辛さを感じる瞬間がたくさんありますが、逆に辛さを忘れられる瞬間もたくさんあるバイトなんですね。
なぜなら、繰り返しになりますが家庭教師バイトは結果に責任を持っているバイトなので、あなたがコミットすればするほど感動もたくさん生まれるからです。通常のバイトでは経験できないような、1人の人間の成長をサポートし、見届けるという感動が待っています。
そういう面も含めて、家庭教師バイトをやっててよかったと喜びを感じる一例を以下の項目ではお伝えしていきますね。
1. 1時間あたりの時給
1時間当たりの時給を改めて計算すると、通常のバイトよりも2〜3倍の時給を手にしていることに気が付くはずです。
飲食店のバイトや、その他の通常のバイトよりも家庭教師バイトは高額な時給を手に入れられるので、1時間あたりの生産性を確認するとモチベーションにつながるでしょう。
2. 業務終了後の肉体の疲労感が少ない
家庭教師のバイトは机上での指導が基本で肉体労働ではないため、業務終了後の肉体の疲労感が少なく、他のアルバイトとの掛け持ちも可能です。
通常のバイトを行っている方と比べて時給が高く、さらに肉体の疲労も少ないことから、家庭教師をやっておいて良かったなと感じる場面があるでしょう。
3. 夏季・冬季講習での指導
家庭教師バイトにも夏休みや冬休みに講習期間がある家庭教師センターもあり、その場合には通常よりも大きな報酬をまとめて手に入れることが出来ます。
1時間あたりの時給が高いので、2時間や3時間働くだけで大学生バイトや社会人の副業の1日で稼げる金額以上のお金を手に入れられてしまうかもしれません。家庭教師バイトは1時間あたりの生産性が非常に高い職業なので、こういった働き方も可能なんですね。
4. 生徒の成績がアップしたとき
ここまでは待遇面に関するお話でしたが、生徒の成績がアップしたときは家庭教師をやっていて良かったなと感じる瞬間の大きな一つでしょう。
なぜなら、1人のお子さんをあなたの力で育てたという実感が湧くからです。基本的に人を育てるといったアルバイトは、主に家庭教師や塾講師の職種以外にはなく、学習面だけでもお子さんを育てたという実感を持てることは、その後、社会人として生きていく時に必要な自信につながります。
5. 生徒の姿勢が変わったとき
また生徒の姿勢が変わったときにも家庭教師のやりがいを感じます。
なぜなら、今まできちんとした学習行動ができていなかった生徒が先生の目の前だけでも学習行動ができるようになり、成長を実感できるからです。この学習行動が変化することを態度変容といい、お子さんが態度変容を見せた場合には親御さんにも感謝されるので、喜びはひとしおでしょう。
6. 指導の効果を実感できたとき
指導効果とは、生徒が今まで解けなかった問題をあなたが指導し、テストなどでそれが解けるようになることを指しています。
態度変容とは異なり、毎回の指導で実感できることなのでモチベーションにもつながりやすいでしょう。また、生徒にとってもわかりやすい結果ですので、生徒が自ら効果を感じることで好循環が生まれ、より指導がしやすい環境にもなっていきます。
7. 親御さんに褒められた時
誰しも仕事をしていて褒められたら嬉しいものです。
生徒の成績が上がった時だけではなく、普段の指導に対して、あなたの態度に関してや生徒との関係性についてなど、親御さんが褒めてくれる場面はいろいろあると思います。褒められたら素直にお礼を言い、今後の指導に活かしてください。
8. 3年間を通して生徒を指導したとき
大学入りたてや社会人副業として家庭教師を行っていると、3年間から2年間程度同じ生徒を受け持つこともあります。
3年間生徒を受け持つと高校進学や大学進学まで二人三脚でお互いを信頼し合い、勉強を行っていくので絆も深まり、指導時間も楽しくなりますよ。長い年月をかけて1人の人を育てるといった経験は貴重なので大切にしてください。
9. 効果的な指導方法を思いついたとき
効果的な指導方法を思いついたときも家庭教師をやっていて良かったなと感じる瞬間です。
指導方法には様々あり、世間一般に公開されているものが全て正しいわけではありません。そこであなたが独自に生み出した指導方法が生徒の成績を劇的に変えることも起こりえます。
この経験は就職活動やその後のキャリアアップにもつながる発見であり、あなた自身の成長を実感できる瞬間でもありますよ。
10. 成績アップ率が目に見えて数値化できたとき
最後に担当している生徒の成績アップ率が目に見えて数値化できたとき、家庭教師として感動を覚えるでしょう。
なぜなら、あなたの“結果に責任を持つ”といった最大のミッションが達成されたことが明確化されるからです。結果に責任を持つのは重大なプレッシャーがかかりますし、どれだけ努力しても家庭教師の先生1人だけの力では結果を達成するのは難しいです。
でも、このような不利な状況にも関わらずあなたの力が証明されたとなれば自信にもなりますし、家庭教師として働き続けるための実績にもなるでしょう。
家庭教師バイトの評判や口コミは？
ここまで家庭教師の辛いところや、喜びを感じるところについて詳しく解説してきましたが、実際に働いている先輩方はどのような感情を持っているのでしょうか。
家庭教師バイトは本当に辛いものなのか、もしくは意外と穴場なバイトなのか気になるところですよね。
そこで、この項目では家庭教師バイトの先輩方からの評判や口コミについて解説していきます。
時給が高い
多くの先輩方が口コミとして投稿しているのが、時給が非常に高い点です。最低賃金が900円程度の地域だと、家庭教師の時給は2倍から3倍程度を手に入れられます。
なぜなら、それだけ結果に責任を持っていますし生産性の高い職業だからですね。時給が高ければ高いほど、責任は重くなりますがその分報酬として手に入る金額も大きくなるので家庭教師は良いバイトだと言えそうです。
シフトの融通がききやすい
続いて意外と多い口コミとしては、ご家庭と相談することでシフトに融通がきかせやすい点です。
ご家庭もあなたの事情を最大限考慮してくれるところが多く、長期の休みを取る場合にはテスト前でなければ応じてくれることも多いでしょう。家庭教師バイトでの指導スケジュールはご家庭に依存する場合が多いですが、事情によるシフトや担当時間の変更は意外と簡単な点は考慮しておくべきでしょう。
座って仕事ができるのが良い
他にも、家庭教師バイトは座って仕事できるのがいいという先輩もいます。
立ち仕事のアルバイトも多く、運動量もそれなりに高くなるため身体的に辛い時期もあります。しかし、家庭教師バイトの場合椅子に座って指導することが多いので、立ち仕事で疲弊することはないでしょう。
生徒と信頼関係ができると楽
指導面の口コミとしては、生徒と信頼関係ができると楽という口コミもあります。
信頼関係が築ければ生徒とコミュニケーションも円滑に取れ、指導も順調に進むため、生徒の勉強に対しての行動が変わりやすく、親御様に良い面を報告できるからです。家庭教師にとってご家庭との信頼関係も大事ですが、その信頼関係を築くためにはお子さんとの信頼関係が何よりも大事です。
個人契約だと色々な面が面倒くさい
最後の口コミとしては、個人契約だと家庭教師が面倒くさいと感じる方が多いということです。
個人契約とは、家庭教師センターを介さずお子さんの指導を請け負うことで、クレーム処理から生徒の管理まで全てを自分で行わなければなりません。そのため時給が発生している時間以外にも、あなたの大切な時間を奪ってしまう結果になるので注意してくださいね。
次の項目ではこの個人契約についてより詳しく解説していきます。
家庭教師バイトで個人契約すると辛さ倍増？
家庭教師バイトで個人契約をすると辛さは倍増するのでしょうか？
結論としては、個人契約は時給が上がりやすいですが、その分プレッシャーが増えてしまい辛さが倍増してしまいます。家庭教師バイトの辛さが倍増してしまう理由には以下の3点があります。
- 精神的プレッシャーと時給が比例するから
- クレーム対応が自分だけになるから
- 成績アップの責任が重くなるから
詳しく解説していきますね。
1. 精神的プレッシャーが時給と比例する
個人契約は時給が高い傾向がありますが、その分、仕事に対する精神的プレッシャーは高くなります。
なぜなら、家庭教師の時給が上がれば上がるほど、ご家庭から期待される結果も増大するからです。精神的プレッシャーが強くなれば、あなたの指導にも影響が出てしまう恐れがあり、いつも通りの指導ができなくなってしまうかもしれません。
その結果、クレームを言われさらに精神的なプレッシャーがかかるといった悪循環に陥る可能性もあります。
2. クレーム対応が自分だけになる
仮に個人契約のご家庭からクレームを言われたら、あなた自身が対応しなければなりません。
クレーム対応は時給が発生しませんし、もしかすると契約の打ち切りになってしまう可能性もあります。大学生バイトや社会人の副業としてクレーム対応を行うには、少し言い方は悪いですが『割に合わない』と感じてしまうでしょう。
特に初心者家庭教師の先生ほど家庭教師センターを頼った方がいい理由はクレーム対応を仲介して行なってくれる点にもあります。
3. 成績アップの責任が重くなる
最後に時給アップは精神的プレッシャーを増大させるとともに、あなたの管轄する成績アップに対する責任がより重くなります。
繰り返しになりますが、高い時給を払っているご家庭は家庭教師の先生に対して期待を向けるからです。あくまでご家庭はお子さんの成績アップができるといった保証に対して、時給を支払ってくれている点に注意しましょう。
家庭教師バイトはセンターを使った方がいい理由
最後の項目では家庭教師バイトはセンターを使った方がいい理由について解説していきます。
ここまで個人契約について辛い点を述べてきましたが、家庭教師センターはこれらの辛い点をほとんど全て肩代わりしてくれます。具体的には以下の3点が家庭教師センターの肩代わりしてくれる点です。
- クレームの受け皿になってくれる
- NGなご家庭が事前にわかる
- 事前にどのような生徒を受け持つのか説明を受けられる
詳しく解説していきます。
1. クレームの受け皿になってくれる
ご家庭からクレームが発生した場合には、まず家庭教師センターに連絡することで仲裁を行ってくれます。
ご家庭の不満を吸い上げ最適な解決策を提示してくれるので、家庭教師の先生は指導に専念できます。ですが、万が一改善項目がある場合には、家庭教師センターの方から伝えてもらえるので努力して改善しましょう。
2. NGなご家庭が事前に分かる
家庭教師センターに問い合わせをしたご家庭の家庭環境については、家庭教師センターの担当者がプロフィールシートにまとめてくれています。
例えば、ペットがいたり、喫煙者がいたりなど様々な状況がプロフィールシートには記載されています。あなたがどうしてもNGな項目があれば、その点をプロフィールシートで確認できるので安心して案件を受けられます。
3. 事前に生徒の説明を受けることができる
プロフィールシートにはその他にも生徒の学習状況が記載されることがほとんどです。
そのため、あなたは事前に生徒の説明を受けることができ、どのような指導方針で行うか考える時間ができます。本当に細かい点は実際に生徒に会ってみるまで分かりませんが、大枠で方針が固められるのでプロフィールシートは必ず確認しましょう。
まとめ家庭教師バイトは辛いことよりもメリットがたくさん！
今回の記事では家庭教師バイトは辛いのかについて詳しく解説してきました。
実際、家庭教師バイトは結果に責任を持つことで高額な時給が発生するため、辛いこともたくさんあります。しかし、家庭教師センターを通して担当する生徒を見つければ、指導の相談にものってもらえるので、初心者の先生ほど利用を検討すると良いでしょう。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
