家庭教師の心得
家庭教師に一番求められる事は、意外にも大学名や経験ではありません。
ズバリ、その先生の持っている『人柄』です。
例えば、みなさんも人間的に魅力のある先生だと嫌いな教科も好きになったり、宿題もちゃんとやってた…なんていう経験はありませんでしたか?お子さんもまったく同じです。
『中学生』という多感な時期に『誰がどのように教えるか』ということは、一生を左右するくらい大切なことだと私たちは考えます。
家庭教師はそれほど重大な役割を持った『やりがい』のある仕事なんです。
【STEP.1】これだけはハズせない!5つの心がまえ
- 生徒さんにはもちろんのこと、保護者の方にも自分の経験(勉強で大変な思いをした事・成績が上がったキッカケなど)を話して、人間的な魅力を感じてもらえるようにしましょう!
- 立場は先生ですが、堅苦しい雰囲気では、生徒さんもつまらない授業になってしまいます。何でも話せる良きお兄さん・お姉さん的存在を目指して、やってみましょう!
- 時間は絶対守りましょう!たった1回約束を破ってしまうだけで、信用はなくなってしまいます。万が一遅れそうなときは、必ずご家庭の方に連絡をしましょう!
- 家庭教師としての自信と責任を持って、卒業まで指導を続けられるような形をとりましょう。
- やる気を保つのは難しいことです。やる気がなくなっても、生徒さんのせいにせず、担当の家庭教師センターに相談するなどして、常に楽しくできるような工夫を考えましょう!
【STEP.2】指導にあたっての約束
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生徒さんが自信をなくしてしまうような言動は注意してください。
ex)「バカ」「頭悪いな」とか「小学生でもわかるよ」「何でこんなのも分からないの?」「俺はもっとできた…」etc - 生徒さんが理解しているかどうかが分からないのに、押しつけるように「分かったでしょ?」「分かるよね?」などの高圧的な発言は禁句です。
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ただ機械的に指導をして宿題を出しても絶対に習慣は付きません。
たまには休憩をはさんだり勉強以外の話をしたりして、授業にメリハリを付けながら、お互いの信頼関係を築いていきましょう。それが成績アップへの近道です。 - 生徒さんのレベルに合わせてムリなく、かといって楽すぎないように宿題の量を調整し、できるだけ具体的な予定表を作ってあげましょう!(具体的であればあるほど、必ず成果につながっていきます。)
- テストの点数や通知表の成績などを踏まえ、お母さんと相談して、常に目標を持たせてあげましょう!ただし、極端な目標はNG。本人の勉強の段階・性格を知った上で目標を作ることが大切です。